スパ西浦走ってみた(8/27、9/6)
さて、猫ちゃんの様子もそろそろ4ヶ月になろうとして、少しずつ生活リズムができ始めた。
特に午後なんかは「ワイは寝てるから適当に遊んでこいや」みたいな雰囲気が出だしてきたのでサーキット走行を少しずつ再開していくゾ。
前に走った幸田サーキットは走行会でしか基本的に走れず、その走行会も割と不定期なので有給取れた日に走れるとは限らない。
なので今回はライセンスさえ取ればほぼ毎日走れるスパ西浦に行ってみることにした。
スパ西浦はこの前走った幸田サーキットから近い、西浦温泉という愛知県の有名な温泉地のそばにある海沿いのサーキットだ。
設備もきれいでしっかりしており、自走組にはありがたい冷房が効いたきれいな休憩室があってオーシャンビューも楽しめる。
雰囲気は平日ということもあってか自分以外の人はトランポで自走は結構浮いてしまう。
というか競技としてやってそうな人が多い印象だった。
趣味ライダーが多い印象だった幸田サーキットとは大きく異なる。
平日の二輪枠だと一枠走行料(4,600円)+入場料(550円)+物損免責(220円)で5,370円で、年会費10,500円の会員になると入場料が無料になり一枠走行料(4,100円)+物損免責(220円)で4,320円、さらにはオープンピット使用料が無料になる。
だいたい10回で元が取れる計算だが、会員になるかどうかは後に決めたい。
フリー走行を走るには1時間のライセンス講習が必要。
装備的なもの
前回の幸田サーキットから変更・追加したのは以下の通り
タイヤは交換するタイミングでいつも悩むものの、ハイグリップタイヤの中でも自走しながらサーキット走って、ツーリングもするならこれが丁度いいかなと思い選んだ。
GPS式ラップタイマーは磁気式に比べると1/100秒程度誤差があるものの、GPSが入る場所ならどこでも使えて設置も本体をハンドル周りに付ければいいだけなのですごくお手軽だ。
公式のラップタイムを測るわけではないならこれで十分だろう。
8/27 初走行です
9時からライセンス講習が開始されるが、間に合うために家を早朝に出たので結構大変。(ちなみにお昼頃からもやってるので、そっちに行けばよかったかも)
少しでも猫ちゃんと一緒にいる時間を増やすため、受講した後すぐ走るスケジュールだ。
しかしサーキットに向かっている最中とんでもない過ちに気づく。
ラップタイマーが入ってへんやん。
ラップタイムも測らずにサーキット走ってなんの意味があるんですか(正論)
嘆いていても仕方ないので到着&受付後、ライセンス講習を受講した。
内容は施設の紹介や旗の意味、ピットアウト、ピットインの仕方など。
赤旗や黄旗以外は割と出されるとテンパるので気をつけなきゃ・・・。
9時から1時間ほど講習を受けた後すぐに開始される10時の枠を予約したのでかなり慌ただしかった。
台数は少ないので、クラス分けは特に行われなかったが、周りはトランポナンバーなしSSガチ勢ばかり。
やはり(平日のサーキットは)やばい!
周りの人たちにビビりながらピットロードに向かったが、なんとこのタイミングでフューエルランプがついてしまう。
は?(真顔)
バイクで帰宅する前に満タンにするようにしているし、家から距離的にそこまで遠くないので燃料のことは全く気にしていなかった。
多分前回乗った後満タンにし忘れたと思うんですけど(名推理)
ガソリンスタンドも微妙に遠いし、タイミング的にもコースインせざるを得ないからとりあえず走り始める。
スパ西浦は幸田サーキットより少し広めで、珍しい立体交差サーキットだ。
世界的にも立体交差があるサーキットって知っている限りだと鈴鹿サーキットくらいしかないのでかなりレアだ。
おかげで左右均等にタイヤが使えていいゾ~これ。
中速コーナー主体の前半と低速コーナー主体の後半に分かれてて走りやすい。
コースレイアウトはHPを見ての通りだが、T1,2を抜けた後のT3の入り方と、T8を抜けた後倒しながらブレーキも同時にかけて侵入しないといけないT9が難しく感じた。
さて完走した感想ですが
走るパイロン化不可避
初めて走るサーキットだし、燃料の残量も気になるし自分の後ろに渋滞作ってしまっていた。
やめたくなりますよ~サーキット。
ということで一枠50分だが30分くらいで早々にピットイン、そのまま休憩して終わった。
今日はこんなもんにしといたる(逃亡)
もうここは自分に甘くし、無事走りきっただけよしとしよう。
一応勉強になることもあった。
走行中何度もつま先を擦ってしまうことがあったが、足がガニ股になってるのが原因なので、次回から足を閉じてヒールガードにしっかり密着させることを意識することにした。
今回特にステップに置いている足にすごい意識が取られて、足のポジションの重要性に気付かされた。
9/6 初走行です(大嘘)
前回がうんこみたいな結果に終わったので、まずは準備をしっかり行おう。
今回の走行枠は余裕を持って14:00から予約した。
もちろんラップタイマーも持った。
ちなみに自前のラップタイマーを忘れてもお金を払えばレンタルできる。
道中ガソリンを入れたが4Lしか入らず、改めて前回のフューエルランプ事件が不思議になった。
やっぱり前回ガソリン入れ忘れただけだと思うんですけど(ガバ)
道中で夏バテ予防も兼ねてうなぎを食べて準備は万端。
幸田町のうな博という店に行ってみたが、このボリュームで1300円でしかも美味しい。
さて、今回の走行枠は自分含めて3人しかおらず、他の人は当然のようにガチ勢。
速度差があってサクッと抜いてくれるし、台数も少ないので気にせず走ることにした。
さて、アウトラップが終わりホームストレートでラップタイマーをセットして記念すべき一周目・・・タイムは
1:15:92
遅すぎぃ!
公道走行可SSのレコードタイムが55秒台と考えると遅すぎる。
まぁ、ウォームアップだから多少はね?
少しずつペースをあげていくが、前回の反省点である足の置き方を意識したら車体との一体感が出てきていい感じ。
更に抜かされた後に上手い人に少し引っ張られたら(すぐ離されるけど)、1:10:47までタイムを縮められた。
しかし、ホームストレートからT1にブレーキしてる途中シフトミスをしてしまいリアが滑り車体が思いっきり横を向く。
この瞬間転倒を覚悟し走馬灯が流れたが、なんとか持ち直してギリギリセーフ。
ただ、このアクシデントでどっと疲れてしまい一旦ピットイン休憩をした。
その後も再スタートするもののやっぱりペースは上がらず。
多少遅くてもいいから丁寧に走ることを心がけてラップを重ねていたら急に赤旗が出た。
「え?俺なんかやっちゃいましたか?」と思いながらピットに戻ったところどうやら自分が知らないところで転倒があったようだ。
転倒した方は意識はあるものの緊急搬送になるようで、サーキット走行の怖さを思い知らされた。
上手い人でも転倒してしまうから、下手な自分はなおさら安全に走ることを意識しないとなぁ。
この時点で45分位走ってたので再スタートされずこれにて終了。
合計ラップ数は26周。
今回の反省点はシフトダウンだ。
SSなのに古いR1000 K1はスリッパークラッチが付いていないのでブリッピングしていたが、そのせいでブレーキングに集中できずさらにシフトミスをしてしまう。
次回の走行時はブレーキング中はブリッピングせず半クラで丁寧にシフトダウンして、右手はブレーキに集中しようと思う。
これができたらホームストレートでもうちょいスロットル開けられるかなぁ。
立ち上がりの加速も自分の課題。
ブレーキをしっかり掛けてクルッと回ってすかさず加速を心がけたい。
というか人並みレベルで走りたい・・・。
多分一回はちゃんとしたライスクで指導受けたほうが良さそうだが、お財布と相談かな。