おひやバイクブログ

バイクとか雑記とか。

幸田サーキットyrp桐山でライスク受けてみた

ようやく事故の件も落ち着いてきて、新しいバイクにも慣れてきたためサーキットにいよいよ復帰することにした。
でも、昨年は将来のプロライダー候補みたいな若い人たちがボロボロのツナギでナンバーなしSSを光の速さで駆っている平日のスパ西浦で、動くパイロンどころでは済まないことになってしまったため、まずはライスクをしっかり受けてからサーキットに戻ることにした。

まず、久しぶりのサーキットということでツナギを家から来ていくのではなく、積載するという方法に変えた。
意外とツナギの体積は少なく、キャンプに行くときに使うホムセン箱に十分収まった。
反省点としてはツナギのハンガーを忘れたこと。
ツナギを脱ぐときにちょっと困った。

今回参加したのはいつもお手軽な値段で参加しやすい走行会を開催してくれている「マイバク・マイペース走行会」さんの講習会。
講師は今年8耐であの青木宣篤さんと走った寺本幸司さん。
午前中は座学と八の字、午後はコースでのフリー走行&個別講習という流れだった。

実際に寺本選手が8耐で乗ったバイクの展示もあり跨ることもできた。
市販車に近いSTクラスとは言え全然ノーマルのSSと違って面白かった。
特にタンクはかなりニーグリップしやすく、伏せたときに体と一体になる形状で良かった。
実は市販車のタンクは事故ったときにタマキンが打撃を食らって強制性転換されないように一定の規格があって、そのせいでニーグリップしにくくなってる(クッソ汚い要約)とのこと。

つまり8耐マシンで公道走って某サッカー部が疲れからか追突してきたときは覚悟しなければならない(戒め)

座学は分かりやすくて面白かった。
やっぱり生でプロの話を聞くのは大事。本当に。
内容は・・・受講してから君の目で確かめてくれ!(著作権に配慮するブロガーの鑑)

八の字は受講者一人ずつ走って癖の直し方やバイクの調整を個別指導してくれた。
自分はお尻をずらす癖を指摘されて、直したらいい感じだった。
自分の体格とバイクが合ってるかも見てくれたが、シートとタンク、ステップの位置も問題ないみたい。
確かにGSR750、ニーグリップすごくしやすい。
いろんなレベルの人が走ってたけど、それぞれレベルに合わせてアドバイスをしてくれてる感じで、他の人のを見てるだけでも参考になることもあった。

 

お昼ご飯はお弁当がついてくるが、このお弁当めちゃくちゃ量が多くて美味しかった。
多分、少食な人は逆にきついかもしれないってくらい。
これだけで来た甲斐あるんじゃないかな。

そしていよいよ午後はコースで走行だ。

基本はフリー走行で、ピットで受講を希望すれば好きなタイミングで寺本さんに走りを後ろから見てもらってアドバイスが貰えるシステム。

最初は全然ダメで、久しぶりのサーキットということもあって、恐怖感がマシマシだった。
ストレートでアクセル全開にできないくらい。
でも、徐々にスピード感にも慣れてきて休憩しながら1時間くらい走ったらある程度自分で納得ができる走りになってきたため、受講を申し込んだ。
後続を全く気にしない鋼のメンタルが去年のスパ西浦で鍛えられたため、後ろを併走してもらってるのもそんなに気にならなかったけど、渋滞が発生してピットスルーが発生してドタバタしてしまい、持ち前のコミュ障全開で意思疎通がうまく取れなかった。
人間のクズがこの野郎(自戒)

一応、クリアラップ2周を後ろから見てもらって、頂いたアドバイスは「いやー、上手いですよ。ライン取りもアクセルの開け方もフォームもいい感じです。(概要)」
・・・え?去年スパ西浦で1分10秒切れなかったクソ雑魚にそれ言ってる?

「アドバイスとしてはブレーキが終わってから倒し込むのではなく、ブレーキを少しずつ緩めながら倒し込むのを平行にやればもっといい感じになりますかね。この調子で走り込めばもっと速くなると思います。(概要)」

予想外の高評価にポカーンとしちゃった。

ただ、座学の時間に、外足の先を少し外側に向けてかかとを少し上げることで踝でヒールプレートに押さえつけて、足全体を突っ張り棒みたいにバイクにくっつけられるという乗り方を学んだけど、実はこれ自分が今までやっていた乗り方だった。
なんとなく外足があんまり外に向くのが良くないかなぁと思って、封印してた時期があったけど、プロがこの乗り方を推奨してるなら思いっきりやったれ!とフリー走行ではこの乗り方に戻していた。
そしたら調子が良くなったので、評価良かった理由はこれかな。
ブレーキ残さないのは自分でも気になったので、ここは要改善ポイント。

そこからはブレーキ引きずる練習をひたすら頑張った。
ちょっとずつだけど、フロントタイヤに荷重が掛かる感じが分かったかなぁ・・・。わかったんかお前ほんまに。

この日のベストラップは56秒96。
講師からの高評価とは裏腹になかなかの微妙なタイム。

今回わかったのは、とりあえず方向性はこのままで後はひたすら走り込みしかないってことかな。
褒めてもらえたのは嬉しいけど、逆にこれをすると劇的に良くなるという特効薬はないとも言える。

またサーキットに来なきゃ(依存症)