おひやバイクブログ

バイクとか雑記とか。

バイクの盗難対策

「SUZUKIのステッカーが一番の防犯対策!」なんてネタがあるけど、最近はバイクの需要に供給が追いついておらず中古車市場が高騰して、バイクの盗難が増えてきているから、スズキのバイクも安心できない状況だ。

前のR1000が20年落ちのボロボロSSということもありそれなりで済ませていたけど、今回は比較的新しいバイクなため少し強化するゾ。

まず、理想の盗難対策は「フレームを地球ロック」である。

要はフレームとカーポートの柱などまず切断不可能な物をチェーンロックなどで固定すれば、盗難する側からすれば一気に難易度が上がる。

バイクはそもそも複数人であれば持ち運びができるので、バイクが動かないようにするだけでは十分な防犯とは言いづらい。

タイヤでいいじゃんと思うかもしれないが、タイヤは取り外しが短時間で大きな音も立てずにできてしまう。

フレームであればロックかフレームを切断しない限り持ち運ぶのは不可能だ。(それかチェーンロックをピッキングされるリスクもあるけど、流石に安物でもない限りピッキングできないように作ってあるとは思う)

しかし、最近のバイクはコンパクトに作ってあるためなかなかチェーンロックを通すスペースがない。

そこで妥協案としてタイヤとスイングアームをチェーンロックで固定し、さらにタイヤを地球ロックすることにした。

スイングアームも取り外し可能なパーツではあるものの、そもそもスイングアームを外すにはタイヤを外す必要があるため、そこさえロックしておけばロックを切断されない限り問題ないだろう。

既にチェーンロックは一つ使っているが、タイヤと柱を地球ロックする用にもう一つ買い足した。

実物を手にした感想・・・重すぎるッピ!

これなら切断のリスクは更に低そう。

あとはお守りのディスクロックとバイクカバー。

防犯に絶対はないものの、流石にここまでしたらそうそう盗まれることはないはず。

ただ、出かけるときに手間が増えてしまってうーむ。

スマホのバッテリー切らしながら一眼で写真を撮りまくる御嶽ツー

そろそろ暑くなってきたので、御嶽山に行くことにした。
御嶽山にある田の原高原はあの国道最高地点の渋峠より標高が高く、名古屋近辺から割りと近い(アクセスがいいとは言っていない)避暑地にも関わらず観光施設的なのが何もなく、また2014年に御嶽山が噴火したことにより今も登山の規制がされているため登山客すらいない超マイナースポットだ。
一応、田の原高原は遊歩道や展望台が整備されていてバイク装備でも散策できる。

往路

今回は中津川ICまで高速を使った。
虎渓山PAで休憩し、朝定食を頼んだ。
PAの素朴なグルメすこ。

 

と思って食べてたらスマホのバッテリーが残り4%になっていることに気づいた。
こんな時のために、とモバイルバッテリーを出そうとしたら、

モバイルバッテリーが入ってないやん!

ここで戦略的撤退するか突き進むか悩んだが、そもそも自分はツーリング中あんまりスマホを触らないし写真ならカメラ持ってきてるからそれで撮ればいいと思いそのまま進むことにした。
万が一事故にあってしまっても辺境の地に行くわけではないから何かしら連絡手段はあるはずだ、多分!

中津川ICから国道19号線を使うが、道中「道の駅きりら坂下」と「道の駅賤母」のスタンプラリーを消化。
賤母で頂上で一服する用のお茶と気になった切れ端バームクーヘンを買ってそのままノンストップで向かった。
以前は交通量多くて苦行な国道19号線をひたすら走らないといけなかったが、最近は木曽川右岸道路が整備されてきてて、大桑のあたりから一気に道の駅三岳あたりまで快走できるようになった。
しかもこのルート知名度が低いみたいでほとんど交通量もないからおすすめだ。

御岳スカイライン

ダム湖沿いに王滝村まで進めばいよいよ本番、御岳スカイラインのスタート。
ここから一気に標高を上げていく。

御嶽山見えんくね・・・?
というか毎回田ノ原行くときにいつも曇ってて見えないので、多分御嶽山は存在しないゾ(非実在性)

御岳スカイラインは途中までは道幅が広いものの、路面が良くないため注意が必要。
さらに、進むとスキー場の中を走っていくが、道幅も狭くタイトなコーナーで路面もうねりまくってるため飛ばさず安全運転でいきましゅ。

そして田の原に到着する直前にバイク撮るのにすごくいい場所があった。

ちなみにこの場所、ちょうど去年濁河温泉に行くときに見た溶岩流みたいな風景が広がっていたが、地図で見たら別の場所っぽい。

さて、御岳スカイラインは本当にその山を登っているのか疑わしいほど御嶽山が見えない道だが、さっきのチラ見で見えてなかったこともあって今回も見れないかなぁ、と諦めていた。
・・・が

やったぜ。(投稿者:変態糞土方)

確かに曇ってはいるもののここまできれいに見れたのは何回も田の原に来て初めてかもしれない。

涼しくて人も少ないため静かで風の音と虫と鳥の鳴き声しかしない。
うーん、やっぱり来てよかった。最高。
では散策するゾイ

現在立ち入りが禁止されてる、本格的な登山道まではこんな感じの道が整備されているため、登山装備は全くいらず気楽に散策が楽しめる。
一応ライディングブーツだと流石に辛いので、家から持ってきたスニーカーに履き替えて散策した。

展望台からはこんな景色。
うーん、曇っててちょっと残念だが開田高原中央アルプスを見ることができる。

遥拝所もあり、数名お参りしている人がいた。
御岳スカイラインの道中にも多くの石碑があり、根強い山岳信仰があるんやなって。
神社(?)なのに像が建ってるのは珍しい。

滞在時間一時間くらい。
ゆっくり避暑できたので、地獄みたいな暑さになってるっぽい平野に帰りますか(白目)

あっ!そうだ。
今年の8月にビジターセンターがオープンするみたいで工事をしていた。
どんな施設かググってもあんまり情報がないため、また完成したら来なきゃ(使命感)
ただ、この人の少なさを堪能できるのも最後かもしれない。

www.chunichi.co.jp

新滝

帰る途中御岳スカイラインの途中にあり気軽に寄れる(整備されている道があるとは言っていない)新滝を見に行くことにした。

道中険しすぎるッピ!
さっき歩いた田の原とは打って変わってこちらはガチの登山道。

なんかすごいいい写真撮れた。

イマイチ35mm単焦点APS-C)だとうまく撮れない・・・。

復路

下界に降りてきて暑くなってきたもののまだまだメッシュジャケットで止まらなければ余裕な暑さ。

道の駅三岳」、「道の駅木曽福島」、「道の駅大桑」を一気にスタンプラリー消化して終わりっ!

写真はカメラ出すのがめんどくさくて道の駅三岳しか撮ってなかった(ブロガーのクズ)

車載動画を撮ったのでまた編集してニコ動にあげたいなぁ(願望)

納車ツーリング祭り

久しぶりにバイクが来たらやること、もうツーリング以外ないんだよなぁ

ということでいっぱいツーリングしてしまいましたとさ。

揖斐高原ツーリング

納車の次の日が金曜日だったが、仕事を早退して個人的に近場ツーリングの定番、揖斐高原まで行ってきた。

そして呪いの書こと中部「道の駅」スタンプブックをゲット。
バイク納車記念ってことで。
制覇するのいつになるかなぁ。というか飽きずにできるかどうか。

いい天気☆
散々ツーリングしてる地域だが実は今まで行っていなかったさざれ石公園
Airの主題歌になってない方の国歌(不敬罪)に出てくるさざれ石の元ネタがここの公園にあるらしい

アクセスは県道32号線を春日方面に進んで、県道257号線に入ってしばらくワインディングを楽しんでいたら着いた。
もっと険道なのかと思ったら案外路面のいい快適ワインディングだった。
ただこの公園までしか来れず、池田方面は通行止めだった。

駐車場から少し山の中を歩いたら着いた。
平日ということもあってほとんど人もおらず、静かな秘境感がよき。

この芝生いい感じにみえるじゃん?(鹿の)うんこまみれや。

その後、春日から揖斐高原まで抜けて夫婦滝を見て、道の駅「星のふる里 ふじはし」でスタンプを押して終わりっ!

せせらぎ街道、温泉、やまびこロード

次は個人的に定番のせせらぎ街道を北上して帰りにやまびこロードを走る定番コース。
GSX-S750レンタルしたときもほとんど同じルートを走ったが、家から渋滞に巻き込まれずに下道で日帰りで行くとなるとこの辺がやはり定番になる。

まずは道の駅ラステンほらどに寄るが・・・来年までやってないとか嘘やろ(真顔)

www.city.seki.lg.jp

近場にあるものの道の駅スタンプラリーのラスボスになるかもしれない。

続いては道の駅明宝。
最近せせらぎ街道は和良から抜けていくので案外立ち寄ることのない道の駅になったが、結構人多かった。
スタンプ台が売店に入店しないといけない場所にあるため、せっかくだしなにか買おうか思ったが、うーん特に欲しいのがなかった(物欲皆無)

www.meiho-masters.co.jp

そこから北上すると道の駅パスカル清見
こちらはよく立ち寄らせてもらう。
標高がかなり上がって、高原みたいな雰囲気が気持ちいい。
キャンプ場も併設されてて川沿いを散策できてすこ。

ベンチがあったので、格安貧乏モーニングを実行。

あぁ^~緑が気持ちええんじゃ~

さて、ここからはせせらぎ街道を北上するが、やっぱこの時期は最高すぎる。

この前はまだ緑が少なかったので今が新緑のベストシーズンかな。

道の駅ななもり清見ツイッターのフォロワーのINUくんと合流。

R1にトップケース付けるとかすっげぇ変態だぜ?

ななもり清見に来たらいつもの定番、文蔵さんでお昼ごはん。

今回は鶏ちゃんではなく王道を往くラーメンを選んだ。
うん、おいしい!
やっぱりシンプルな醤油が最高やな!

続いては本日のメインの目的地である温泉に向かう。

温泉は荒城温泉恵比寿之湯
前に一度来てからまた来たいとずっと思っていた温泉だ。
程よい秘境感で、珍しい炭酸温泉で、源泉は冷たく加温のみされている。
源泉かけ流しの浴槽もあるが、ぬるめな水風呂として入るといい感じ。
とにかく保温と疲れの取れる感じがすごくよき。
上がった後苺と牛乳を頂いたが、これもよかった。
そして写真を撮るのを忘れた!

その後は来た道を戻り、道の駅桜の郷荘川INUくんと解散し、やまびこロードを通って帰った。
やまびこロード、相変わらずいい道なんだけど前に比べてひび割れが多くなっていた。
時の流れは悲しいなぁ・・・。
その後高速ワープを使おうとしたらETCカード挿し忘れてたのに気づいたため泣く泣く下道で帰った。
これ、バイク買った後毎回やってる気がする。

徳山ダムツー

平日に有給を取り、前日に温見峠行くぞ!と意気込んでいたものの早起きした眠さや連日のツーリング疲れでいざ目の前に来て急にやる気が無くなってしまった。
生半可な気持ちで走る道ではないので、今回は勘弁してやる!(逃走)

ただ、せっかく根尾まで来たので何しようか考えていたところ、少し移動して今まで何故かスルーしてた徳山ダムに行ってみることにした。

タマヒュン

とにかく貯水量日本一は伊達じゃなく、何もかもスケールが大きかった。
工事に使ったダンプも公道を走れないデカさのものだったらしく、展示されていたタイヤもすごいデカさだった。

ええ天気やほんま。

GSRが2台も!?(驚愕)

とりあえず梅雨の前に走りまくったが、いろいろ改善したいところも出てきたので、梅雨のうちに対処したいと思う。

GSR750納車

いやー長かった!
事故をしてから2ヶ月ちょっと、ようやくバイクが納車された。

買ったバイクはこちら

SUZUKI GSR750

☆ 圧 倒 的 不 人 気 車 ☆

ちなみにこの記事でレンタルしたGSXS-750の前身。

ohiyanomizu.hatenadiary.com

購入した経緯

事故の物損補償も終わり、落ち着いてきたところ、まずは次バイクに乗るか考えた。
一昨年は単独で転倒して骨折、そして今回のもらい事故だ。
どんなに気をつけても運が悪ければ事故にあうし、今回はたまたまほぼ無傷だっただけで最悪死ぬこともある。
どうしても年齢を重ねてリスクを考えることが増えてきてしまっているので、前みたいに勢いで乗れなくなってる。
ただ、危険を伴うのはアウトドアな趣味全般に言えることでもあり、もっと危険予測を高めれば少しでもリスクを減らすことができると思う。
結局バイクでどこかに行くのが一番楽しいので、やっぱり趣味としてやめるのは惜しい。
幸い妻からの理解もあり、今後もバイクに乗ることにした。

そして次は何のバイクを買うか。
もうSSは二車種乗り継いできたこともありお腹いっぱい。
どちらかというと秘境やマイナースポットに行って楽しんでみたいという思いがあるので、仰々しいバイクより気軽に乗ってのんびり楽しめるバイクがいい。

まず第一候補だったのがSV650だった。
規制がどんどんひどくなり、下手したら数年後ガソリン車買えないんじゃね?という心配をせざるをえない中で、最後にV型エンジンを堪能できるチャンスかもしれなかったからだった。
他にも小排気量なジクサー250SFとかGSX-R125とかMT-03とかもいい。
MT-07もいいんだけど、それだったらSV650かなぁ、よしSVにしよう!

意を決してバイク屋OYJに納期等を確認したところ、半導体不足でSVは納車に半年かかってしまうとのこと。
秋までバイク乗れないことを覚悟しようとしたタイミングで「ちなみに今度いい感じの中古車入るんだけどどう?」と提案を受けたのがこのGSR750だ。
元オーナーがGSX-S750の生産中止になるタイミングでそっちに乗り換えるらしい。
なので、納車もそのS750が納品され次第になる。

うーん、また四気筒・・・
ただ、以前某SNSでGSR750からS750に乗り換えたが、結局またGSR750に乗り換え直すという人を見たこともあり、多分いいバイクなんだろうなぁと漠然という印象は持ってた。
とりあえず一旦バイク屋を出て数日検討。

そして決めた。

これならスポーティに走るのも楽しめるし、変な道も行きやすそうで、いろいろ融通がききそうだ。
重さが気になるところではあるが、バーハンなら重さの割に取り回しがしやすい。

ご対面、そして納車

5月下旬にS750がバイク屋に納品されたので、下取りに出されたGSR750もバイク屋に来た。

ここでまずは現車確認。

程よくいじられてる個体で、車検対応なヨシムラマフラー、ゴムじゃないステップ、スライダー、ハンドルあたりが目についた改造点。
実用性が犠牲になるフェンダーレスやバーエンドミラーにしてないのも個人的にポイント高い。
小キズは多いけど、そのほうが気にせず乗れるしまぁ多少はね?
正直このままでも乗れるが、ドラレコとナビを後付でつけてもらった。

選んだドラレコとナビはこれ

www.mskw.co.jp

www.garmin.co.jp

GSX-S750をレンタルしていたこともあって跨っても「こんなもんか」という感じ。
ちょっとハンドル広めに感じるが特に気になる感じではない。

ここからはドタバタ住民票や現金用意したりしたが、一通り終えたあとは納車まで待つだけ。
この納車までの間がかなり待ち遠しくて辛かったが、一週間くらいで納車された。

うーん、良き。

なんか本当はいろいろレビューとかするんだろうけど、とりあえずしばらく乗ってからそういうのは書こうと思うので、まぁ今回はご報告ということで。

GSX-S750でいく岐阜の県北ツーリング

さて、これからツーリングシーズンなのにもらい事故でバイクがなくなってしまったが、昨今の世界情勢や半導体不足のせいで次のバイクが来るのがかなり先になってしまう。

いつまでも悶々としていても仕方ないので、逆にこれをいろんなバイクをレンタルするいい機会だと考えることにした。保険金いっぱい出るし
今まで試乗会等に行ったことがなく、乗ってきたバイクが オフ車→SS→一瞬250ネイキッド→SS と偏ったバイクしか乗ったことがなかったのでいい経験になりそう。

もらい事故とはいえ事故をした一ヶ月後なので、気をつけて走るゾ!

概要

この時期の岐阜の県北に行きたすぎて「待ちきれないよ、早く出してくれ!」と禁断症状が出だしているので目的地は決まり。
レンタルしたい車種が用意してあるのと自宅と目的地へのアクセスを考えて今回はレンタル819名駅店を利用した。
一見岐阜まで遠く感じるが、割り切って高速を使えばそこまで時間もかからない・・・はず。
名駅をバイク装備で歩く羞恥プレイにさえ耐えるだけだ。
土曜日の朝イチだから混みそうだから早めに行くゾ!

・・・と息巻いていたが猫ちゃんに妨害工作を受けまくりいつも通りギリギリに到着し、手続きが終わったのが結局30分経過してからになってしまった。

今回レンタルした車種はこちら

今や現行車で唯一となってしまった750cc直4の生き残り、GSX-S750
なんでも兄貴分のGSX-S1000が強すぎて影に隠れてしまっているが、ミドルクラスはいいゾおじさんのワイはあえてこっちを選んだ。

ちなみに公式のキャッチコピーはこうらしい。

The spirit of GSX-R Ready for street

スーパースポーツのDNAを受け継ぐGSX-S750 ABS。
それは、ストリートでのエキサイティングな走りのために生まれた。
GSX-R750のエンジンを継承し最先端のテクノロジーが投入されたGSX-S750 ABSは、爽快なスポーツライディングを約束する。

GSX-R直系エンジンを搭載したストリートスポーツ「GSX-S」シリーズは真に走る楽しみを追求するためにレースで勝つためのテクノロジーを投入。
ミドルクラスネイキッドの中で大きな輝きを放つ。

見かけといい、キャッチコピーといいめちゃくちゃスポーティーなバイクだけど次乗るならトコトコバイクがいいと考えている自分に合うだろうか。

第一印象

一通り説明を受け、改めて車体を見ると凄くコンパクト
400cc通り過ぎて250ccくらいな車格。
跨ってみると足付きも良く(身長172cm、股下80cmでほぼベタ足)、引き起こしても軽くて212kgあるバイクってことを忘れてしまう。
君、本当に750?

外観はギュッと凝縮されている感じがかっこいい。
スズキ車特有の写真で見るより実物見たほうがかっこいいのがこの車種でも発揮されていた。

エンジンつけるとちょっと乾燥気味で音量が抑え気味なアイドリング音。
一応4気筒の音がするから、借り間違えではないゾ(池沼)
低温がお下品に響く感じでなく、軽快さを感じる音で個人的に好き。
これなら早朝の住宅街でも問題なさそう。

ポジションはしばらくセパハンのバイクばっかり乗っていたからバーハンがすごく楽に感じた。
ステップの位置も前すぎずちょうどいい。

ちょっとクラッチのセッティングに苦戦しながら発進するとこれはまたマイルド
アクセルを多少ラフに扱ってもすっ飛ぶ感じは全くない。
アクセルやクラッチ、乗り味、排気音、全てが軽く感じる
君、本当に750?

高速道路

普段はどちらかというと高速を使うことは避けたい派だが、名古屋の市街地を下道で抜けるのはただひたすら苦行なためすぐ高速課金レーシングを開始した。
名古屋高速名神東海北陸道で美並ICまで高速ワープ。

加速レーンでちょっと頑張って加速してみたら、ようやく本性が現れ始めた。
8,000回転くらいからフォワアアアアンみたいな音に変わってぐっと加速し一瞬で法定速度に到達する。
しかし、加速が終わりギアをあげて低回転を維持すると非常に振動が少なくてシルキーなエンジンに戻る。
なんかこの記事でエンジンが消える!?なんて大げさなこと書いてあって「いやそうはならんやろ」、って思ってたけど本当に低回転だと存在感が消える。

suzukibike.jp

巡航時は振動もなく穏やかだが、追い越す時にギアを下げてアクセル捻ったら急にSS由来のエンジンな一面を見せる。そんな感じ。

ただ、やはりネイキッドの宿命で防風効果がないため、風圧で地味に体力が削られる。
さらに、車体が機敏なため僅かな入力でもスッと動いてしまうのとギャップの衝撃を正直に拾ってしまうため、高速道路の走行は少し疲れた
まぁ比較対象が高速走行時の防風効果と安定感が半端ないR1000 K1だったので仕方ないといえば仕方ない。
無理して飛ばさずにこまめに休憩すれば問題なさそう。

下道をまったり走る

ざっくり岐阜の県北と表記してしまったが、今回走るのは せせらぎ街道→R158→やまびこロード といういつものルート。
ただ、せせらぎ街道は序盤が退屈なので、和良まで一旦東に行ってこもれびロードで明宝まで抜けるルートを通ることにした。
最近のマイブーム。

まずはR156でのんびり郡上八幡まで北上する。
標高が低いところは桜が終わっているものの新緑がすごくきれい。

下道をのんびり走るのはどうやらこのバイク、結構得意らしい。
とにかくエンジンがスムーズなのとポジションが楽でストレス知らず。
見かけより大人向けなバイクだと思う。

いよいよワインディングですよ

郡上市の少し南のあたりから東へそれて、和良を目指す。
峠道を走っても乗りやすい印象は変わらない。
のんびり走っても一切苦にならないし、キビキビ回して走ってもギクシャクすることなく乗りやすい。

ハンドリングは素直
少ないバンク角でスッと曲がってくれる感じ。アマリング生産機。
いまいちバーハンに慣れてなくて変な入力しちゃうことがあったけど、その時はちゃんと変な挙動で返してくれた。
変にバイクにごまかされないので、しっかりマージンさえ取っていればどう乗ったらいいか分かりやすい。

道の駅 和良

名古屋から走りっぱなしだったので、道の駅和良で休憩兼バイク眺め。

メーターはデジタル。
一見見づらそうだが実際乗ってみるとめちゃくちゃ見やすい。
タコ、メーター、ギアポジ、時計、TC、水温は常時表示、トリップABオドは選択、燃費計は平均と瞬間を選択(どちらもkm/lとl/100kmの切り替え可能)

フロントフォークは倒立でプリロードのみ調整可能。

キャリパーはNISSINのラジアルマウントで、ディスクはペタル。
いいキャリパーのおかげで、マスターシリンダーがラジアルではないものの効きもフィーリングも悪くない。

リアシートは小さいのでアヘアヘ過積載キャンツーおじさんは素直にキャリア買おう。

角材感がなくなったスイングアーム。
GSRのときはさんざん言われてたからなぁ。


この角度が本当にかっこいい。(ヘルメット邪魔)

こもれびロード

こもれびロードはせせらぎ街道の少し東側を並行して走ってる快走路。
快適な道なのに車がほとんどいない穴場で、集落の素朴な雰囲気を楽しみながら走れるおすすめルートだ。


道中ずっとこんな感じ。車はほとんどいなかった。
新緑が気持ちいい。


標高が上がり徐々に桜が見られるようになってきた。

國田家の芝桜

こもれびロードを抜けて本日最初の目的地に到着。
もはやこれのために今日のルート組んだと言ってもいい。

おばあちゃんが凄い勢いで芝桜を植えてたらいつの間にか名所になってしまい、数々の賞まで受賞してしまったというスポット。
時期が時期なだけに人がそこそこ多かったが素晴らしかった。
天気さえ良ければなぁ!

天気が悪いせいで写真が微妙な感じになったが、肉眼ではなかなかキレイだった。
どうしてもレンタルだと一眼を持ってこれないが、晴れてたら一眼持ってこなかったの後悔してたと思うのでちょうどよかったかも。

脱出するのに少し渋滞にハマってしまったのでせっかくなので発進時に少しだけ回転を上げてくれるローRPMアシストをちょっと試してみることにした。
ちょっと半クラにすると、アクセルをひねらなくてもエンストせずに前に出る。
普通に発進する時はよく分からなかったけど、ダラダラした渋滞の時に便利かもしれない。

渋滞の時もそこまで熱くならなかった。
スズキのバイクって全体的にエンジン熱の処理がうまいのかな。
R1000も真夏に乗っててもそんなに熱くなかったし。

せせらぎ街道からは急ぎ足

行楽シーズンということもあり車も多いのでまったりペースで走った。
頂上の方はまだ春が来ていない印象だが、それ以外は概ね新緑が楽しめた。
ただお天気が雨は降らないものの終始曇っており残念。

せせらぎ街道を抜けたあとに道の駅ななもり清見の前にある文蔵さんでお昼ごはん。
鶏ちゃん定食おいしかったなー!なんで写真撮り忘れるかなー!(ブロガーの屑)

ご飯を食べ終わったあたりで徐々に返却時間が気になり始めた。
5時に返却を目指すとせめて3時半には高速を乗っておきたい。
時刻はもう1時半。
いろいろ寄りたいところはまだまだあるけど断念して先を急ぐことにした。

ここからは車も少なくなるので快適にサクサク走れるが、やっぱりこのバイクはどのスピードでクルージングしても素晴らしい。
低回転だとレスポンスが穏やかでのんびり走れるし、5,000回転以上だとギクシャクしない程度にレスポンスが良くなるので、ギアを変えるだけでモード切替っぽくなる。
だからリッタークラスみたいにどの回転からでもとんでもない加速をする訳ではないのでそういうのを求める人には物足りないかもしれない。
が、ある程度気軽に高回転を楽しめるのがやっぱりミドルの特権だと思う。
高回転エンジンながら低回転で息継ぎしたり走りにくい感じは皆無。

やまびこロードで締めのワインディング

いよいよツーリングも終盤でひるがの高原からやまびこロードに入った。

相変わらずワインディングは楽しいものの少し気になったことがあった。
コーナリング中にアクセル開け始める時に、ちょっとツキが良すぎて「おっとっと」ってなることがあった。
そっと開け始めてグイッと開ければ大して問題ではないけど、ここらへんは慣れやチェーンの調整でなんとかなりそう?

あとケツが少し痛くなった。
最初から薄くて面積の少ないシートだなぁと思っていたので嫌な予感がしていので、予想通りではあったけど。
なるべく後ろすわったりお尻に負担をかけないよう頑張っていたが、結局最後は抵抗虚しくケツ痛を発症してしまった。
長距離ツーリングするならゲルザブはほしいところ。

このままぎふ大和ICから高速に乗り返却に向かい終わりっ!
本当は寄りたいスポットまだまだあったけど、8時間という枠を限界まで使ったので多少はね?

総評

すごくいいバイク。
改良に改良を重ねてるであろうエンジンは古臭さが一切なく、現代的というか無駄がなくてどの回転域でも非常にスムーズ
足回りは少しギャップ拾いやすいかなとは思うものの素直なハンドリング。
のんびりツーリングにもサクサクツーリングにもどっちにも使えそう。
今回行かなかったけど、この穏やかな低速域なら酷道険道ツーリングも捗るんじゃないかな。
取り回しも楽だから気軽に日常で使っても問題ないと思う。(これに関しては原2最強ではあるが)
なんというか楽で乗りやすすぎて、この気軽さを表現するのは誤解を恐れずに言うと「ナナハンのエンジン積んだ自転車」みたいな感じ。

燃費は今回のツーリングで満タン測量法で25km/l。
4気筒でこれ以上の燃費出せる車種あるの?

ケツ痛シートとか細かい欠点はあるものの、特に気にはならなかった。
ただ、乗りにくいバイクを悪戦苦闘しながら乗るみたいな楽しみは全く無いので、そういうのを求める人は物足りないかもしれない。

優等生で欠点がほとんどなく、乗りやすくて、いい意味で(低回転時は)存在感がないエンジン。
これってひょっとして・・・

\アッカリ~ン/

三重県の奥地探索、そして・・・

冬将軍再来

先週の半ばまでは日中は上着もいらないほど暖かかったにも関わらず、金曜日から寒さがまた戻ってきてしまった。
体壊れちゃーう!
ただ、ぼちぼちバイクシーズンなので慣らしもかねて少しツーリングすることにした。

目的地は一応奈良の入之波温泉山鳩湯という秘湯を目標にするが、寒い中走るのが苦手なのと、出発がだいぶ朝遅かったためたどり着いたらラッキーくらいの気持ちで走り出した。

広域農道グリーンロード→県道28号→県道15号→県道667号

いつも奈良までは何も考えず名阪国道で移動するが、面白みがないためちょっと開拓することにした。
今回は芸濃から広域農道グリンロードを南下し、国道165号線を横切った後県道をこまごまと経由して国道368号線まで出ることにした。

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今日もうんこみたいな天気☆

広域農道グリンロードは面白い道で、基本的に農地や山の中を直線で突っ切る感じで、アップダウンが激しく、北海道にあるジェットコースターの路っぽい雰囲気だった。
ただ、交通量は多め。

そこから県道に入ると集落や山の中を抜けていくワイの好きな雰囲気にどんどんなってきた。
ええゾ!ええゾ!
ワインディングって感じではないし、クソ田舎を通ってる割に車が多かったけど、十分な快走路だった。

ちょうど見頃な梅くん。

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国道368号線で曽爾村

ここからは超快走路で奈良県に向かうが、標高がどんどん上がって容赦なく寒くなってきた。
天気も降りそうで降らない、ちょっと降っている曇り空って感じだ。
もう時間的に入之波温泉山鳩湯まで行くのは難しそうなので、曽爾村で去年のラストツーリングの時に立ち寄ったお食事処土井さんでお昼を取って帰ることにした。

goo.gl

到着すると誰もおらず、「あちゃー今日休みかー」って思っていたら地元の一般通行おばさんから「もうすぐお店の人来るよ」と教えてもらい、しばらく待っていたら本当に来た。
グーグルマップだと11時から営業になっているが、正しくは11時半からだそうだ。
グーグルは嘘つき、よってグーグルはホモ(QED

今回も豚肉の鍋を選択。豚肉もさることながら、出汁が美味しくて寒くなった体が生き返るわ^~♨
なお、写真は撮れてなかった模様(ブロガーの屑)

曽爾村の新しいスポット探し

このまま帰ってもちょっと時間を持て余すため、少し寄り道をしようと思う。
曽爾村といえば曽爾高原!というくらいメジャーどころさん!?があるものの、去年行ってる上に人も多いのでもうちょっとマイナーなところを探してみた。
今回向かったのはこ↑こ↓

goo.gl

分岐が多い道を走らないといけないが、案内看板は充実しているので迷わずアクセス可能。
ただし、道中は傾斜が急で舗装が荒れており、そこそこの酷さ。
なんの問題ですか?(イキリ酷道厨)

こんなクソ道抜けたら誰もおらんやろ!と思ってたらバードウォッチングガチ勢が数名いた。
しあわせ鳥見んぐを崇めよ(唐突なステマ

なるべく鳥さんが逃げないように静かに散策した。

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今だとまだまだ新緑には程遠いので寒々しい雰囲気だったが、春や初夏にくるとすごく楽しそう。

ちょっと歩いた先の展望台みたいなところから紀伊山地が望める。

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とても静かなところで、鳥の鳴き声と風しか聞こえずよき。
曽爾村に来たら嫌でも目にする屏風岩が近くで見られるが、野獣先輩の枕よりデカくて圧倒される。

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と、自然を散策したところで次の目的地へ向かうことにした。

謎のソニックオブジェ

来た道を引き返し、御杖の道の駅から国道422号線で北上。
初めて走ったけどなかなかの快走路で、ところどころ狭いけど交通量も少なく程よいワインディングって感じ。

ダムのあたりで、右折し少しクソ道を走った後伊賀コリドールロードを少し南下すると目的地が現れる。

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ネットで密かに話題になってる、謎のソニックオブジェ。
ちょっと前までは状態がひどくてそれがかえってネタになっていたが、最近地主の遺族の方たちが補修したらしくなかなか立派。
そもそもなんで置いているのかも、セガの許可取っているのかもよく分からないのが素敵。
たまたま路肩が広いところにあるので、停めて撮影も可能。
人気スポットなので、訪れた時もバイクと車が数台順番待ちしてた。

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これがこのバイクの最後の写真になるとは誰も思わなかった。

しかし、周りがマジでなにもないため撮影してそそくさと撤収。
伊賀コリドールロードを北上してみたが、この道もなかなか良き。

このバイクに乗り換えてから下半身でしっかり曲がるってことが身についた気がする。
基本中の基本なんだけど、6Rより直進安定性が強いため下半身でうまく入力しないと曲がりづらい。
反面ちゃんと曲がれた時は手応えがあるし、コーナリング中の安定感が素晴らしい。
これがR1000 K1の魅力かもしれない。
この調子で今シーズンもよろしく頼むで、とバイクにお願いしながら国道へ戻りこのまま家に帰って終わり!

事故は突然やってくる

・・・となるはずだった。
しかしそうはならなかった。
国道を普通に直進していたら突如対向車線のプリ○スが右折してきた。
反射的にパニックブレーキをする俺!迫るプ○ウス!滑るタイヤ!
次回、GSX-R1000死す!

事故については示談交渉等が終わり次第記事にしようと思っているため、一旦ここまで。
結果としてはバイクは廃車になってしまったものの、ライダーはどこの骨も折れずに軽症で済んだ。
フルプロテクターで本当に良かった・・・。
というか生きててよかった・・・。

とりあえずしばらくバイクはお休み。

GSX-R125でいく、伊勢の旅

2年前にCB250Rを購入していたときに実はGSX-R125も候補に含まれていた。
残念ながらCB250Rはすぐに売ることになってしまったが、それじゃぁもう一台の方はどうだったのよ、と気になりレンタルをしてみることにした。

レンタルについて

今回はレンタル819さんを利用させていただいた。

www.rental819.com

今の時期は三重県の南くらいしか快適にお山も楽しめる場所がないので、鈴鹿店でお借りし、伊勢方面に向かうことにした。
R125は原付2種ということもあり、4時間5,300円、8時間5,700円とお得だったので、思い切って8時間をチョイス。
お店までは自分のバイクで行って、そこから借りることにした。
バイクに乗る格好のままそのまま乗り換える感じでツーリング再開できるので、かなり楽だ。

第一印象

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とにかく見た目もコンパクトで、250ccフルカウルと比べても一回り小さい
跨ってちょいと起こすと当然ながら軽い
今どき低排気量者では珍しいトップブリッジ下のセパハンで、前傾姿勢はそこそこキツく、ステップもネイキッドとかと比べると高め。
でも、直前まで乗っていたR1000 K1に比べたらかなり楽。(というかあれのポジションが異常)
この辺は普段ネイキッドみたいな姿勢楽なバイクに乗ってる人とSSに乗ってる人とで意見が分かれそう。
そしてめちゃくちゃ細い。ステップ間の距離が短く、タンクが細い。
排気量が小さいから当たり前だ、って思うかもしれないけど、最近はリッターSSでも細いのが多いので、最近のトレンドといえばトレンドなのかも。
ステップ位置は若干低く感じるものの、不自然さは特に感じず、ツーリングとスポーツどちらも兼ねれる位置。
シートはクッション性がほとんどなく、表面が滑りにくくてスポーティ全振り。もはやレーシングバイク。
クラッチはスリッパークラッチではないものの、排気量的に当然ながらめちゃくちゃ軽い
ハンドルはセパハンながら結構切れるのでUターンも安心そう。

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こいつ125ccの癖にトップブリッジ肉抜きされてますよ。
操作系はめちゃくちゃシンプルなので、特に迷うことはなし。
最近スズキが推してる、エンジンを始動するときにスタートボタンを一瞬だけ押したらあとは勝手にかけてくれる「スズキイージースタートシステム」がありエンジンつけるときは地味に楽。(素朴な疑問だが一発でかからない時とか回り続けちゃうんだろうか)
シフトペダルは逆シフトにも対応してるっぽい感じ。

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メーターはデジタルでタコ、スピード、ギヤポジ、時計、燃料は常時表示で、オド、トリップ、燃費が選択式のオーソドックスなもの。
でも、燃費表示がkm/lではなく、100kmあたりの燃料消費量だったので地味に計算がめんどくさかった。これに関してはkm/lに切り替える方法があるらしい。後で知った。
あと、回転数上がると点滅するRPMインジケーターがついてるっぽいが、未設定でつかなかった。これも後で調べたら普通に設定できるっぽい。

まずはバイパスで慣らし

伊勢に行くには国道23号線という交通量が多いバイパスをひたすら南下しなければならない。23号線は最近できた信号少なめの中勢バイパスと市街地を走り抜ける従来のルートがあるけど、慣らしも兼ねて従来のルートで南下することにした。
まぁ、初めてのバイクはまずクラッチ繋いでいくのだけでも大変。
セッティングが遊び多めなのかすぐ繋がりだす感じで戸惑ったが、すぐ慣れた。
ここさえ慣れたらあとはもうイージーめちゃくちゃ乗りやすい
低回転も薄くなく、スムーズに上までエンジンが回る
特に国道で車の流れに乗るのも問題ないし、逆にゆっくり走るのも苦痛に感じない。
追い越し車線入ろうとすると少し頑張らないと行けないが常識的なスピードなら十分ついていける。
エンジンは回しても振動がすごく少ないおかげで、巡航で高回転維持しても疲れることはない。
そのままシフトチェンジせず減速しても、加速は鈍くなるもののノッキングが少ない
あと、エンジン音と排気音がいい。
個人的に苦手なヒュンヒュン音は少なく、トトトトという端切れのいい低音が主張して良き。

そうこう言ってる間に伊勢についたので、伊勢神宮の外宮だけお参りすることにした。

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集団大型バイクに囲まれてます!

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コロナ渦でも人がそこそこいたが、密になるほどではなかった。
内宮は時間の都合でまた今度お参りすることにした。

そしてワインディングへ

さて、外宮で遅い初詣も済ませたので、ここからはいよいよ志摩半島のワインディングだ。
志摩半島といえば伊勢志摩スカイラインパールロードを走るのが一般的だが、今回はなるべく混雑を避けて内陸のおそらく空いているであろうワインディングを走ることにした。

県道22号線で市街地を抜けて、途中から県道172号線を使って少し狭めなワインディングへ向かう。

そしてワインディングを走り出して最初の感想は

あぁ、もう頭中脳汁まみれや!(変態糞鈴木)

エンジンパワーが低いおかげで、常に高回転型エンジンのおいしいところを使って全開の迫真のエンジン音を聞けるし、ちょっと倒しただけで頭がスッと入っていくコーナリングがすごく気持ちがいい。
正直自分の技量とマージンのとり方ならほとんど倒さなくても余裕で曲がれる。(レンタルだから多めにマージン取ってるってのもあるけど)
いや、これフルバンクしないと曲がれないスピードって公道でありえるのか、と思ってしまうレベル。
この「これマジ?エンジンパワーに比べてコーナリング性能高すぎるだろ」みたいな感想は前に試乗したNinja250SLに似てる
すべてが手のひらに収まる感じで、不安な要素が一切ない。

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バイパス走ってるときは文句がなかったブレーキだが、下りでのブレーキングだと流石にカチッと感が少ないと思い始めたものの、絶対的な効きは悪くない
マスターシリンダーとホース変えたら化けそう。

道中見つけた謎スポット

せっかく原2に乗ってることだし、ちょっと狭めな山道で冒険ごっこしようとしたらなんか変なスポット見つけた。

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自己主張激しい数ののぼりに、無駄に広い駐車場、そして大量のお地蔵さん・・・。
いろんな神社仏閣見たけど、このスタイルは初めてだ。
しかもググっても詳細がわからなかった。
まぁ、こういう謎なスポットにフラっと寄れちゃうのも原2の魅力ではある。

そしてクソ道へ・・・

このお地蔵スポットを過ぎてもセンターラインがないもののそこそこ走りやすい山道が続いたが、だんだん雲行きが怪しくなる。
大型車通行禁止の看板を超えてついに・・・

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なんやこのクソ道!?

路面が苔、落ち葉、砂、枝とクソ道に落ちてそうなもの大集合で、ガードレールがなく、路肩からすぐ横は崖・・・。
温見峠を1とするとこれは1.6くらいひどい。1.6温見(単位)
クソ道が比較的好きなワイですら、ため息出てしまうほどひどかった。
さっきのお地蔵さんが招き入れたのだろうか・・・。
流石にこのレベルのクソ道だと硬い足回りが辛い
R1000の重さがないだけ楽に感じるけど、原2としてはクソ道適正は少ないか・・・。
まぁ、逆に苦労するほうが冒険感があるからいいというべきか・・・。
しかもこの峠、無駄に長い
30分くらい走ってようやく抜けられた。

一応明記しておくが、車体へのダメージはなかった。
返却時に問題がなかったことをお伝えしておく。
レンタルバイクでこんな道走るのは褒められたことではないが、意図して入ったわけではなく迷ってしまったのでどうか許してほしい。許し亭許して。

ていうかもう走らねえよ、こんなクソ道!(ヘタレ)

気を取り直して海沿いのワインディング

クソ道のあとは、快走路のサニーロードと県道719号線を通って海沿いの景色が楽しめる国道260号線を走る。
これがまたいい道で、これまでのクソ道とのコントラストはまるで「け○のフレンズ2期9話」を見た後に「けも○フレンズ1期3話」を見てるときの感覚だ。(直喩)

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このバイクだと苦手意識があった下りがすごく楽しめる
丁度いい加速をしてくれ、ブレーキも効くから不安要素が少ない
反面上りが難しく、なるべくスピードを落とさずに、シフトダウンをこまめにしてパワーバンドで走らないと大失速につながってしまう。このシビアさが楽しいのだけど。

あと、快走路をある程度のスピードで流すことも問題なかった。
もはや自分が125ccのバイクに乗っていることを忘れるほど、十分な巡航スピードが得られる
ちなみに無意識に走ってると5速を使うことが多かった
ふと気づいたら5速に入っていて燃費を考えて6速に上げることが多かったが、回転数と上り坂での速度維持を考えるとちょうどいいのが5速なのかもしれない。

なんて楽しく走っていたが流石にお腹が減ってきたのでこのへんでお昼を取ることにした。
今回お邪魔したお店はこ↑こ↓

isesima.info

お母さんが一人で営業している感じのお店で、もう雰囲気だけで美味しいよね・・・。

今回はマグロの定食をチョイス。1,800円。
刺し身とづけが同時に楽しめる贅沢なメニュー。

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今まで食べてきたマグロは何だったんだろう・・・、そう思えるほど美味しかった。
生臭さは一切なく、食感が柔らかくて旨味がすぐに広がる。

さすが伊勢のマグロ・・・恐れ入りました。
また伊勢に来たら寄りたい。

そして帰路へ

本当に楽しいツーリングだったが、もう後は帰るだけになってしまった。
前回トラウマバイクをレンタルしたときは、正直早く返して自分のバイクに乗りたいなぁという気持ちが強かったが、今回は名残惜しかった
ただ、流石に終盤はお尻が痛くなってきた
普段、SSなのにシートが異様にふかふかしてるバイクに乗っているからケツイタ耐性が落ちていたので仕方がない。

途中で干物を買って、国道42号線、23号線(中勢バイパス)を北上して鈴鹿へ戻る。
あとは燃料を入れて返却するだけだが、今回のツーリング正直燃費については自信がなかった。
ストップアンドゴーが多い市街地も走って、いっぱいエンジン回して、アップダウン激しい道を走り回ったし・・・。
しかしとてつもない燃費を叩き出す。

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なんと49.3km/l

流石にカタログ燃費を超えてしまっているので、ガソリンスタンドのおっちゃんの満タンが少なめだったのかもしれないが(特に燃費いい車種だと誤差は大きくなる)、それにしてもいい燃費だった。

まとめ

市街地をストレスなく走れて、ワインディングを楽しめて、Uターンもしやすく、軽さからちょっとした冒険もこなせて、燃費もすごくいい。
まさに自分が求めているものすべて備えたバイク
タイヤやパーツ代も安そう。

サブバイクとして買うならすごくありなバイクだと思ったが、いかんせんフルカウルというのがR1000と被るし、オフ車も気になっているので今後ゆっくり検討していきたいところ。